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  • 執筆者の写真朝野裕一

運動のパターン化を防ぐには?

ついつい決まり切った運動のパターンをしてしまっている場合、多くは

その事実に気づかないうちに歳を重ねて、気付いた時にはもう身体の

動きが硬くなっていた、そういう動きのパターン化・定型化を防ぐには

どうしたらいいでしょうか?

これが今回のテーマです。

型にはまった動きを身につける話はまた別の課題なので、この次にしま

すので、それと混同しないよう最初にことわっておきます。

さて、

前から述べているように、日常生活動作は意外と決まり切ったパターン

の動きになりやすいと考えられます。

なぜならば、

いつもと変わりない環境下でのいつもと同様の動作が続く可能性が

高いからです。

ですから、

それに伴う身体の動きの硬さ=可動域の減少に対しては、単純にその

方向とは反対側の動きを意識的に日常に取り入れることがその予防に

繋がるでしょう。

前かがみの姿勢が多ければ、腰から背中までを反り返らせる動きを必ず

行うとか、真正面で作業することが多い場合には、意識的に身体(特に

上体=上部体幹=胸郭部・肩甲帯)を回す・ねじる動きを取り入れる

べきでしょう。

同時に身体を横に倒す(側屈)動きも普段あまり行わない動きなので、

体操として行ってみることをお勧めします。

ここまでは一昨日のブログですでにお話しした通りです。

いつも身体を右に回すことが多い、野球のバッター(右利きの場合)

などは、あえて反対側の回旋(左バッターのように)を行うことや、

肩をある一方向に常に動かす場合には、その反対側の可動域練習=スト

レッチを行う。

手を常に使う作業の場合、一定の高さに肩を保持することが多いでしょ

うから、肩関節をその高さ以外に大きく動かす運動をやってみる、など

簡単に言ってしまえば、

普段動かす方向や保持するのとは異なる位置への運動を意識して行う

ということになります。

言ってしまえばとってもシンプルで簡単ですね。でも意外と行わない

まま生活が過ぎてしまいます。

大体いつも同じような姿勢を取っていることや、同じ方向への動きばか

りしている、ということ自体意識していない・気づいていないことが

多いのではないでしょうか。

なので、

まずは自分の普段の生活動作を振り返ってみることをお勧めします。

意外と、

自分では気づかない動きの偏りなどを発見できるかもしれません。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。

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